日本の救急車の呼び方は?正しい利用方法を知ろう

こんにちは、JAC(建設技能人材機構)の加納です。
怪我をした時や、体の具合が悪い時には病院へ行きます。
しかし、自分で病院に行けないほど症状が重い場合や、近くで人が倒れた場合などは、救急車を呼びます。
怪我や病気はいつ起こるかわかりません。
事前に救急車の呼び方を知っておくと安心です。
今回は、救急車の呼び方や、呼ぶべきかどうかを判断する基準について解説します。
ぜひ参考にしてください。
救急車の呼び方は?
救急車の呼び方を紹介します。
- 電話番号「119」に電話をかける
- 「火事ですか?救急ですか?」と聞かれたら「救急です」と答える
- 救急車に来てほしい場所(住所)を伝える
- 具合が悪い人の症状を伝える
- 具合が悪い人の「年齢」と「性別」を伝える
- 電話をかけている人の「名前」と「連絡先(電話番号)」を伝える
【アドバイス】
自分で電話をしたり、話したりするのが難しい場合は、周りの人に救急車を呼んでもらいましょう。
症状を伝える時は、次のことを伝えるとスムーズです。
- いつから症状が出たか
- 体のどこに症状があるか
- どのように具合が悪いか
日本語の痛みの伝え方を知っておくと、症状を伝えやすくなります。
痛みの表現については、こちらの記事で紹介しています。
日本語の「痛みの表現」を知ろう!うまく痛みを伝える方法も
救急車が来てからの対応
救急車が来たら、電話をしてから救急車が到着するまでの症状の変化を伝えてください。
変化があった時は「どのように変わったか」を伝えます。
変化がなかった時は「変化はなかった」と伝えます。
応急処置をした場合は、どのような応急処置をしたのかを伝えます。
落ち着いて、ゆっくり、はっきりと伝えてください。
スマートフォンに翻訳アプリを入れておくと、症状などを伝えるのに役立ちます。
また、これまでにかかった病気や手術歴、アレルギー情報などを書いたメモも用意しておくと安心です。
日本で救急車を利用する際に知っておいてほしいこと
具合が悪くなったのが外国人の場合、救急隊員や病院から次のようなことを聞かれる場合があります。
- 国籍
- 在留外国人か、観光客か
- 日本での在留期間
- 信仰している宗教
自分や家族が具合が悪くなった時は、答えられるように準備しておくと安心です。
具合が悪くなった人が知らない人の場合、「わからない」と答えて問題ありません。
【なぜ宗教を聞かれるの?】
宗教上の理由から、異性の医師による診察や輸血を断る人がいるためです。
救急車で運ばれるような緊急事態の場合、同性の医師が見つからなかったり、輸血が必要になったりすることがあります。
救急車はどんな時に呼ぶ?正しい利用方法を知ろう
自分で病院へ行くべきか、救急車を呼ぶべきか迷った時は、以下を参考にしてください。
救急車を早く呼ぶべき症状は?
次のような症状がある場合は、すぐに救急車を呼んでください。
- 急に激しい頭痛がした時
- 急に息切れした時
- 呼吸ができない時
- 意識がない時 など
※参考:消防庁「救急車利用ガイド」
救急車利用ガイド
※外国語での案内:消防庁「訪日外国人のための救急車利用ガイド」
訪日外国人のための救急車利用ガイド
このような症状がある場合は、すぐに「119」に電話をします。
救急車は無料で使うことができます。
※一部の地域では、救急搬送後に軽症と判断された場合に費用がかかる場合があります。
救急車を呼んで良いかわからない時は?
救急車を呼んで良いかわからない時は、次のような方法で救急車を呼ぶか判断しましょう。
- 「#7119」に電話をかけて相談する
- 「Tokyo EMS Guide」を使う
- 身近な人に相談する
- JACの「医療通訳サポート」を使う
「#7119」に電話をかけて相談する
対応地域は限られますが、「#7119」に電話をすると、医師や看護師などの専門家が相談にのってくれます。
症状を聞いて、「すぐに救急車を呼ぶべきか」「自分で病院へ行くべきか」も教えてくれます。
病院がわからない時に、近くの病院を教えてくれる役割もあります。
対応地域は、以下の総務省消防庁のWebサイトを確認してください。
♯7119実施エリア
ただし、「#7119」は住んでいる地域によって、番号が違う場合もあります。
自分の住んでいる地域は何番に電話をすれば良いか、確認しておきましょう。
また、「#7119」への電話は地域によって対応言語が異なります。
日本語のみの対応の場合もあるため注意してください。
「Tokyo EMS Guide」を使う
「#7119」を利用するのが難しい場合は、外国人向けのサポートサイト「Tokyo EMS Guide」を参考にしてください。
Tokyo EMS Guide
画面に表示された質問に答えていくと、救急車を呼ぶ必要があるか、アドバイスがもらえます。
身近な人に相談する
会社の日本人スタッフ、上司、または近くにいる人に「具合が悪いので手伝ってください」と伝え、どのように対応すべきかを相談してください。
【特定技能外国人向け】JACの「医療通訳サポート」を使う
慣れない土地での体調不良は不安になります。
JACでは、1号特定技能外国人が医療通訳や受診のサポートを受けられる「医療通訳サポート」をご用意しています。
JACの医療通訳サポートは、多言語での相談に対応可能です。
24時間いつでも相談ができます。
具体的には、次のようなサポートが受けられます。
- 自分の症状に合う近くの病院を探してもらう
- 病院の予約をしてもらう
- 病院で医師と話す時の通訳をしてもらう
体調が悪い時は、このサポート窓口もぜひご活用ください。
医療通訳サポートの詳細は、以下のページで紹介しています。
医療通訳サポート
救急車を呼んではいけない時
救急車は、重い病気や怪我をした人のためのものです。
以下のような理由や状況で救急車を呼んではいけません。
- 「病院での待ち時間を短くしたいから」という理由
- 「病院へ行くためのタクシー代がないから」という理由
- 「軽い症状」の場合
自分で歩けて、話すことができる場合は、救急車は必要ありません。
軽い症状の人が救急車をたくさん使うと、本当に命が危ない人のところに救急車が到着するのが遅れてしまう原因になります。
自分で病院を受診する時のために、日本の病院を受診する方法についても覚えておくと安心です。
こちらの記事もあわせてお読みください。
日本の病院を受診する方法は?病院でよく使うフレーズも紹介!
救急車が来るまでに準備しておくと良いものは?

怪我をした人や具合が悪い人が家族や自分の場合は、救急車が来るまでに、可能であれば次のものを準備をしておきましょう。
- マイナ保険証、または資格確認書
- パスポートや在留カード
- 普段飲んでいる薬やその情報が記載されたおくすり手帳
- 現金・クレジットカード・キャッシュカード
- スマートフォンの翻訳アプリ
- (子どもの場合)母子手帳・おむつ・哺乳瓶
外国人の場合は、身元確認のためにパスポートの提示が求められることもあります。
できるだけ持ち歩くようにしておきましょう。
ただし、体を動かすと症状が悪化する場合もあります。
動けない場合は無理に用意せず、安静にして救急車の到着を待ちましょう。
まとめ:救急車を呼ぶ時は「119」に電話!迷う時は相談を
命に関わる重大な病気や怪我をした時は、迷わず「119」に電話して救急車を呼びましょう。
「119」に電話をかけ、症状や救急車に来てほしい場所などを伝えます。
救急車を呼んで良いのか迷う時は、「#7119」「Tokyo EMS Guide」などを活用してください。
近くの日本人や、働いている会社の日本人スタッフに相談するのも良いでしょう。
1号特定技能外国人であれば、JACの医療通訳サポートを利用することもできます。
救急車を呼んではいけない時は、症状が軽く、自分で病院へ行ける場合です。
また、救急車を交通手段として使ってはいけません。
救急車が来るまでに、マイナ保険証や在留カード・パスポートを準備しておくとスムーズです。
日本の救急車の利用方法を正しく理解し、落ち着いて行動できるように準備しておきましょう。
わたしたち JAC(ジャック)について
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