日本の冬の魅力。富山県での留学中に感じた地域の特色と季節の風景

こんにちは。JAC(建設技能人材機構)インドネシアチームのチーフのハディです。

私は、6年以上日本で留学生活を経験しました。
その中で特に印象深いのは、富山県射水市で過ごした3年間です。

今回は、その留学経験を通して感じた「日本の冬の魅力」をご紹介します。

日本の冬の特徴

日本の冬は地域によって異なる特徴があります。

私が留学中に過ごした富山県の冬は、低い気温と豊富な雪が特徴的で、厳しい季節の変化を経験しました。
雪深いこの地域では、日常生活にも雪による大きな影響があります。
寒く乾燥した空気は、私の出身のインドネシアでは感じられないものでした。

初めて雪を体験した時、私はその白さと冷たさに驚き、友人たちと雪だるまを作ったり雪合戦を楽しんだりしました。

日本の冬で大変だったこと

冬が深まるにつれて、多く降り積もる雪のために移動が困難になりました。
道はとても歩きづらく、公共交通機関にも遅れが生じるなど、日常の買い物や外出にも支障をきたすことがありました。

雪国での生活は、時に大変なものであり、特に富山県のような地域では冬の準備と対策が不可欠です。

私が富山で初めて冬を迎えたときには、生まれて初めてのさまざまな準備をする必要がありました。
その一つが、厚手のコートやダウンジャケットの購入です。
常に暖かいインドネシアで育った私にとっては、そのような防寒着を着ることも、購入することも、全く新しい経験でした。
また、上着だけでなく、手袋やブーツなどの防寒具も準備しなくてはならなかったのです。

部屋の中で過ごす時には、ストーブやヒーターなどの暖房器具が欠かせませんでした。
富山に大雪が降り、気温がマイナスまで下がった時には、本当に寒くて、一日中部屋でヒーターの前に座って過ごしたこともありました。

そして、日本の冬はとても空気が乾燥します。
そのため、肌の乾燥対策も重要で、リップクリームや保湿剤を毎日使うことになりました。
男性である私にとって、リップクリームを使うことに少し違和感がありましたが、肌の健康を考え、結局使い続けました。

私は以前、リップクリームは女性だけのものだと考えていました。
しかし、富山の冬を経験する中で、男性もリップクリームを使う必要があることを学びました。
日本では、特に冬の乾燥する季節は、リップクリームを使う男性も多いです。

日本の冬の魅力。体験できることや食べられるもの

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日本の冬には、その厳しさの中にも独特の美しさがあります。
そして、それぞれの地域が異なる冬の魅力を持っており、北海道や東北地方の豪雪地帯と太平洋側の温暖な地域とでは違った体験や食文化を楽しむことができます。

日本の冬に体験できること

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留学していた富山県の冬で特に記憶に残っているのは、立山黒部アルペンルートの訪問です。
高さ20mにも迫る巨大な雪の壁を前にした時の圧倒的な感動は、言葉では表現しきれないものがありました。
このような経験は、日本の冬の季節の特徴や、地域ごとの気候の違いを深く理解する貴重な機会となりました。

富山県以外の地域にも、もちろんたくさんの魅力があります。

例えば、2月に開催される北海道の札幌雪祭りでは、巨大な雪の彫刻や氷のアートが展示され、多くの人々が観光に訪れます。
私も留学時代に冬の北海道に旅行に行きました。

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さっぽろ羊ヶ丘展望台は、北海道の中でも有名な観光地です。
冬は、歩くスキーや、雪山をゴムチューブに乗って滑り降りる「チューブすべり」など、雪を使ったさまざまな遊びが体験できます。

また、日本各地の温泉地は冬の寒さを和らげる場所として人気があり、雪景色を眺めながらの温泉は他では味わえない特別な体験です。

スキーやスノーボードの愛好者には、山形県の蔵王や長野県の白馬村などがおすすめで、これらの地域では質の良い雪と素晴らしい施設が楽しめます。

日本の冬の食文化

冬の日本には、特徴的な食文化があります。

寒い季節には、体を温める「鍋料理」が多くの家庭や飲食店で楽しまれます。

鍋の種類は、地域によって異なります。
関西地方の寄せ鍋、九州地方の水炊き、東北地方の山菜鍋などがあり、各地で違った冬の味覚を堪能することができます。

また、日本では、冬は海の幸が豊富な季節です。
カニ、寒ブリ、牡蠣などが旬を迎え、これらの食材を使った料理は各地で独自の味わいを提供し、訪れる人々を魅了します。

まとめ:日本の冬は地域によって異なる魅力がある。日本の冬らしい体験や食文化を知ろう

富山県での留学は、日本の自然の厳しさと美しさ、そして地域ごとの特色を体験する貴重な機会でした。

留学中に得た情報や経験は、私の人生観を形成し、今後も大切にしていきたいものです。
日本の冬のさまざまな魅力を実感し、その記憶を胸に刻んでいます。

日本・富山県での日々は、私の人生において忘れられない思い出として残っており、これからもその経験から得た教訓を生かし、日本で働きたいと考えているみなさんのサポートができたらと思います。

 

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