日本の面接マナーを確認!建設会社で働くたいせつなポイント

こんにちは、JAC(建設技能人材機構)の加納です。

日本でも、仕事につくときは、会社のひとと話をする「面接」があります。

今回は、建設会社で日本ではたらきたいひとに向けて、日本の面接マナーを紹介します!
面接の前に、ぜひ確認してくださいね。

日本の建設会社の面接マナーをご紹介!最初に気をつけたいことは?

日本の建設会社の面接では、次の2つの点に気をつけましょう。

  1. 服装・髪型
  2. 時間

1. 服装・髪型

日本の面接の「服装・髪型のマナー」を紹介します。

Q:日本の面接ではどのような服をきますか?

日本の面接では、服装はスーツをきるひとが多いです。
スーツの色は、黒や紺、灰色などをえらびます。

靴は、黒や茶色をえらぶのがよいです。

 Q:スーツを持っていない場合は何をきますか?

スーツを持っていない場合は、スーツを準備しなくても大丈夫です。
清けつ感のある服装で面接をうけましょう。

 たとえば、次のような服装です。

  • えりがあるシャツ(白や薄青など)
  • 飾りのないズボン(薄茶色、灰色など)
  • きれいな靴

洋服は、しわがないようアイロンをかけるとよいです。
建設業では、作業服をきるひともいます。

Q:だめな格好は?

次のような格好で面接に行ってはいけません。

  • 帽子
  • アクセサリー(ネックレス、ピアスなど)
  • サングラス
  • サンダル
  • 肌の多く見える服(タンクトップ、半ズボンなど)
  • 汚れている服、破れている服、しわしわの服

面接では、アクセサリーを外します。
結婚指輪はつけていても大丈夫です。

Q:マスクはつけますか?

日本では、まだマスクをつけているひとが多いです。
面接のときはマスクを用意してください。

会社から指示があれば、会社の指示にしたがってください。

Q:面接ではどのような髪型がよいですか?

髪型は、顔がはっきりと見えるようにととのえます。
前髪で目がかくれる場合は、短く切るとよいでしょう。

髪の毛をととのえるワックスやジェルなどの整髪料を使ってととのえます。
寝ぐせがついたままで面接に行くのはやめましょう。

2.時間

日本は「時間」についての考え方がとても厳しいです。
特に面接では、時間を守らなければなりません。

Q:面接の何分前に会社につくとよいですか?

面接開始時間の5~10分前に会社につくようにしましょう。

面接に遅刻(約束した時間におくれること)は絶対にしてはいけません。
「普段の仕事にも遅刻をしてくるひとなのかもしれない」と思われます。

ただし、面接開始時間の30分以上前に会社につくなど、早すぎるのもいけません。
早くついたら、近くで待つようにしましょう。

Q:遅刻をしてしまいそうな場合はどうしたらよいですか?

電車が止まったなど、気をつけていても遅刻してしまうこともあります。
遅刻するとわかったときに、すぐに会社に電話をします。

まずは、遅刻してしまうことについて、電話であやまりましょう。
そのあと、「遅刻の理由」「会社につく時間」の2つを伝えます。

会社についたら、面接開始前にもう一度、遅刻についてあやまりましょう。

Q:オンライン面接の場合は、何分前に準備をしますか?

オンライン面接の場合も、面接開始時間の5〜10分前には、画面の前でまちます。

日本の建設会社の面接でよい印象をもってもらうための方法

日本の建設会社の面接でよい印象をもってもらうためのコツを紹介します。

次のような点が大切です。

  • 自分からあいさつをする
  • 大きな声ではっきり話す
  • 「です」「ます」を使ったていねいな言葉を使う

建設業では、重いものを運んだり、暑い・寒い場所で仕事をしたりすることがあります。
体力を使う場面も多いです。
そのため、会社は「元気に仕事を頑張ってくれそうか?」という点を見ます。

「元気に仕事を頑張ってくれそう!」という印象を与えるためには、「自分からあいさつをする」「大きな声ではっきり話す」ということがとても大切です。

また、建設業では、ほかの社員と協力して仕事をします。
ほかの社員と話すときは、「〜です」「〜ます」など、ていねいな言葉を使います。

面接のときから、ていねいな言葉を使うようにしましょう。
面接でていねいな言葉を使えると、「ほかの社員とうまくコミュニケーションを取れそう」と思ってもらえます。

面接でむずかしい日本語が使えなくても大丈夫です!
通訳の人が一緒に面接についてくれることもあります。

むずかしい日本語よりも、「日本で仕事をがんばりたい!」という気持ちが大切です。

自信をもって、元気よく、面接にいきましょう!

日本の建設会社の面接ではどんなことをきかれる?

日本の建設会社の面接で、きかれやすいことを紹介します。

また、日本では、面接で言わない方がよいこともあります。
言わない方がよいこととは、どのようなことかも紹介します。

日本の面接でよくきかれること① 志望理由について

日本の面接では、志望理由をきかれることが多いです。
志望理由とは、「なぜ、この会社を選んだのですか?」「なぜ、特定技能で働こうと思ったのですか?」というようなことです。

志望理由には、次の3つの話を入れるとよいでしょう。

  • 日本や特定技能、その会社、仕事内容などに興味を持った理由
  • 自分の持つ技術や経験をどのように仕事に生かせるか
  • これから学びたいこと

今できることだけではなく、「これから◯◯の技術を学びたい」など、学ぶことへのやる気も伝えられると、よい印象をもってもらえます。

日本の面接でよくきかれること② 性格について

応募してきたひとがどのようなひとなのかを知るための質問もあります。
たとえば、次のような質問です。

  • あなたの長所(よいところ)と短所(悪いところ)を教えてください
  • はたらくときに大切にしたいことは何ですか?
  • これまでがんばってきたことは何ですか?

短所は、悪い印象にならないように気をつけましょう。
短所を直すために努力していることがあれば、あわせて話すとよいです。

日本の面接でよくきかれること③ 日本で働くことについて

次のような質問をされることがあります。

  • 日本でどのくらい働きたいですか?
  • 日本では働くことについて、家族は何かいっていますか?
  • 日本で働いて、将来はどうしたいですか? など

日本の面接できいたほうがよいこと・​​気をつけたほうがよいこと

日本では面接の最後に「何か質問がありますか?」ときかれることがあります。

きかれたら、何か質問をしましょう。
質問をすることで、「その会社や仕事に興味がある」という思いを伝えることができます。

以下のようなことを質問してみましょう。

  • 外国人が何人いるか
  • (会社に外国人がいる場合)外国人はどのような仕事をしているか
  • 働きはじめる前に必要なこと
  • 仕事で大変なところ

日本の面接ではきをつけたほうがよいこともあります。

たとえば、雇用条件の確認をすることはとても大切です。 
給料や休み、働く時間などはしっかりと確認しましょう。
「長くこの会社ではたらきたいと思っているので」など、「雇用条件を気にする理由」についても、あわせて伝えるとよいですね。

まとめ:日本の建設会社の面接で大切なのは、少しのマナーとがんばる気持ち

日本の面接のマナーを知っておくことは、会社のひとによい印象をもってもらうために、とても大切です。

とくに建設会社の面接では、自分からあいさつをすること、はっきり大きな声で話すことを心がけましょう。
ていねいな日本語を使うことも大切ですが、建設分野では「元気に仕事をがんばれる!」「日本で仕事をがんばりたい!」という強い思いが大切です。

日本語が不安でも大丈夫!
自分のよさを、自分の言葉で、しっかり伝えましょう!

 

わたしたち JAC(ジャック)について

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