日本の有名な祭りは?全国各地の祭りを紹介

こんにちは、JAC(建設技能人材機構)の加納です。

日本では、伝統的な祭りが全国各地で開催されています。
祭りは、各地域で古くから根付いているもので、大切に受け継がれています。

今回は、日本の有名な祭りを紹介します。

日本の祭りについてご紹介

日本全国には、さまざまな祭りがあります。

日本の祭りは、神様に感謝を伝えるために行われているものが多いです。

日本人は、昔から身の周りにある物すべてに神様が宿っていると考えてきました。
例えば、太陽や雨、山、川、海、植物、動物などです。

そのため、自然の神々に豊かな収穫や健康などを祈る風習があり、祭り文化が発展しました。

日本の祭りには、海外からもたくさんの観光客が訪れます。
祭りを通して、日本の伝統や魅力を知ることができるので、ぜひ実際に訪れて、体験してみてくださいね。

日本の有名な祭りは?全国各地の祭りを紹介

日本には、地域住民が中心となって参加する小さな祭りから、全国からたくさんの人が訪れる大きな祭りまであります。
今回は、外国人観光客も多く訪れる、日本の有名な祭りを紹介します。

祇園祭(GION MATSURI・京都)

祇園祭 写真

京都で開催される祇園祭は、日本三大祭りの一つ。
八坂神社で毎年7月1日から7月31日まで行われます。

祇園祭は、疫病の流行を鎮めるために、869年に始まったといわれています。

祇園祭の見どころは、7月17日に行われる「前祭(SAKIMATSURI)」と、7月24日に行われる「後祭(ATOMATSURI)」の山鉾巡行(YAMAHOKOJUNKOU)です。

京都の街を33基(前祭では23基、後祭では10基)の豪華な山車(DASHI)が練り歩きます。
山車は花や人形などの飾りつけをした乗り物で、神様に降りてきてもらうための目印です。
その美しい様子は、「動く美術館」とも呼ばれています。

【祇園祭】

天神祭(TENJIN MATSURI・大阪)

天神祭 写真

大阪の天神祭も、祇園祭と同じく日本三大祭りの一つです。
1000年以上の歴史があります。

天神祭は、年に1回、大阪天満宮の本殿から天神様が姿を現す夏祭りです。

毎年7月24日・25日に開催され、25日の夜には約3,000発の花火が上がります。

陸渡御(RIKUTOGYO)船渡御(FUNATOGYO)も天神祭の見どころです。
陸渡御は、人々が神輿(MIKOSHI)を担いで船渡御を行う船乗り場まで列を作ってゆっくり歩くこと。
約3,000人の人々が色とりどりの衣装を着て、太鼓を鳴らしながら歩く様子は、日本ならではの光景です。

船渡御は、神輿を船に乗せて川を渡る行事。
約100隻の船が漕ぎだす光景は豪華で美しいです。

【天神祭】

神田祭(KANDA MATSURI・東京)

神田祭 写真

神田祭も、日本三大祭りの一つで、奇数年の5月に開催されます。
1600年頃から続く伝統的な祭りで、神田、秋葉原、日本橋などの地域で盛大に行われます。

神田祭の見どころは、豪華な神輿(MIKOSHI)ときらびやかな衣装です。
100以上の神輿が街を練り歩き、力強い掛け声とにぎやかな雰囲気を楽しむことができます。

【神田祭】

  • 開催地:東京都千代田区
  • 開催期間:奇数年の5月15日に近い日曜日を中心に5日間
  • 公式Webサイト:神田祭特設サイト

さっぽろ雪まつり(SAPPORO YUKI MATSURI・北海道)

さっぽろ雪まつり 写真

雪国・北海道で開催される、日本を代表する冬の祭りです。

雪まつりは、1950年に中高生が大通公園に雪像を作ったのが始まりです。
その後、札幌と親交がある外国地域の雪像も作られ、海外からも注目されました。

毎年2月に開催されます。
雪像や氷像の展示、雪や氷でできた長い滑り台などがあります。

近年は雪像や氷像にプロジェクションマッピングを映すイベントも開催されています。

また、北海道の海の幸や名物料理、お酒を楽しめる屋台も出ています。

【さっぽろ雪まつり】

青森ねぶた祭(AOMORI NEBUTA MATSURI・青森)

青森ねぶた祭 写真

青森市で行われる夏祭りです。

「ねぶた」を載せた山車(DASHI)を引いて、街中を練り歩きます。
「ねぶた」は灯籠のことで、青森ねぶた祭では人形型や扇型の灯籠が使われます。

巨大なねぶたは迫力満点です。
最大のねぶたは、台車を含めると幅約9m、奥行き約7m、高さ約5mもあります。

もう一つの見どころは、「跳人(HANETO)」と呼ばれる踊り手たちの「らっせらー、らっせらー(Rassera, Rassela)」という掛け声です。
観光客も衣装を購入したり借りたりして、パレードに参加することができます。

【青森ねぶた祭り】

仙台七夕まつり(SENDAI TANABATAMATSURI・宮城)

仙台七夕まつり 写真

仙台七夕まつりは、400年以上の歴史がある伝統的な祭りです。

七夕まつりは、冷害を恐れ、農作物の豊作を祈ったことが起源といわれています。

祭りの間は、街中に色鮮やかな約3,000本の竹飾りが飾られます。
竹飾りは竹に吊るした華やかな装飾で、手芸や織物の上達を願って飾られるものです。
和紙で作られており、最大で約10mのものもあります。

そのほか、7つの願いを込めた「七つ飾り」も見どころです。

8月5日には前夜祭として花火大会も開催されます。

【仙台七夕まつり】

  • 開催地:宮城県仙台市中心部および周辺の地域商店街
  • 開催期間:毎年8月6日~8月8日
  • 公式Webサイト:仙台七夕まつり

秩父夜祭(CHICHIBU YOMATSURI・埼玉)

秩父夜祭 写真

秩父夜祭は秩父神社の祭りで、300年以上の歴史があります。

秩父夜祭では、提灯で飾り付けられた「山車(DASHI)」が練り歩いたり、花火大会が行われたりします。
日本では珍しく、冬に開催されるのも特徴の一つです。

冬の澄んだ空気の中で打ち上がる花火は、より鮮やかでダイナミックに見えます。

【秩父夜祭】

長岡まつり大花火大会(NAGAOKA MATSURI OOHANABI TAIKAI・新潟)

長岡まつり大花火大会 写真

1879年に始まった花火大会が始まりといわれています。

戦争中は花火大会は中止となりましたが、1947年から再開されました。
長岡の街は、戦争で80%が空襲で焼けてしまいました。
その復興の証として再開されたという歴史があります。

現在は、日本国内最大規模の花火大会として有名です。

【長岡まつり大花火大会】

阿波おどり(AWA ODORI・徳島)

阿波おどり 写真

日本三大盆踊りの一つといわれているのが、徳島県の阿波おどりです。
太鼓や三味線などを使ったにぎやかな踊りが繰り広げられます。

衣装は、着物や浴衣に下駄、頭には編笠という独特のものです。
踊り子たちが揃って踊る姿は熱気にあふれています。

【阿波おどり】

博多祇園山笠(HAKATA GION YAMAKASA・福岡)

博多祇園山笠 写真

博多祇園山笠は、1241年に福岡の博多で発生した疫病の鎮静を願い始まったとされています。

開催期間中は10mを超える大きな「飾り山笠(KAZARIYAMAKASA)」が市内各所に展示されます。
山笠には、博多人形師が作るさまざまな題材の豪華な人形が飾られています。

7月10日ごろからは、高さ約3m・重さ約1tの山笠が博多の街を走る「舁き山笠(KAKIYAMAKASA)」が行われます。

また、最終日の7月15日の早朝4時59分からは、7基の山笠が5kmを駆け抜ける「追い山笠(OIYAMA)」が始まります。

【博多祇園山笠】

  • 開催地:福岡県福岡市
  • 開催期間:毎年7月1日~7月15日
  • 公式Webサイト:博多祇園山笠

まとめ:日本の有名な祭りに参加して歴史や文化を感じよう

日本では全国各地で祭りが開催されています。
祭りは、規模が小さいものから大きいものまでたくさんあります。

元々、日本の祭りは神様に感謝の気持ちを捧げることから始まったといわれています。

日本の祭りは、日本人だけでなく外国人や観光客もたくさん訪れることが多いです。

ぜひ、日本の祭りに参加して、日本の歴史や文化を感じてみてくださいね。

※この記事は2024年8月の情報で作成しています。

 

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